もうすぐ節分。いわば旧暦の大晦日で立春を前に1年の邪気をはらう日にあたります。子どものころは、家の玄関の門にイワシの頭やヒイラギの葉を刺して「鬼は~外! 福は~内!」と豆まきをしたもんですが、最近はあまり見かけなくなった気がします。せいぜい近所の幼稚園やお寺、テレビでお相撲さんが豆まきをしている映像を見るぐらいでしょうか。ちょっとさびしいですね。
豆まきのあと、歳の数だけ食べて無病息災を祈願するのですが、ボクなんか、今はそんなに食べたらお腹をこわしてかえって体に悪そうです。(^^; そうでなくとも炒った豆なんか固くてちょっと苦手なんですが。まぁ、これは縁起ものですからね。
大阪発の全国儀式?
縁起ものと言えば、「巻き寿司の丸かぶり」というのが節分の儀式の一つになりました。これには諸説あるようですが、大阪の海苔の組合が寿司業界とタイアップして始めたものだと聞いています。バレンタインのチョコレートと同じく、販促イベントが成功し、定着した好例ですね。
当初は大阪の「ローカルルール」だったものが、コンビニが乗っかったことで今や全国に広がっています。人間誰しも「縁起もの」と言われれば弱いです。商売人はうまいところを突いてきますね。
福を巻き込むこの巻き寿司、縁を切るというので「丸かぶり」でいただきます。それも、毎年変わる「恵方」を向いて、しゃべらずに黙って食べるとか。ちょっと面倒な儀式です。
また、易の陰陽五行にちなんで中の具は5種類にするとも言いますし、海苔の黒と酢飯の白をのぞいて、赤・黄・青(緑)の3色の具を使うとも言います。まぁ、このあたりは解釈の違いでしょうから、ご家庭でお好きな具にされるのが良いと思います。
豆まきも縁起もの。盛大にやりますか
年の節目の行事に商業的な販促イベントが絡んだりしていますけれど、やっぱり節分は昔から続く大切な行事には違いありません。こういう行事の一つひとつに食文化が関わっていることもありますが、ボク自身、常々こういった節目の行事は大切にしなければならないと考えています。



