2006年08月31日 ボクの無理を聞いてもらっている家なのです。
先日、このブログに連動した西松建設さんのメールマガジンの会員の方々に向け、ボクのトークイベントがありました。このトークイベントでは、プロジェクトのことやブログに書かせていただいている内容を中心にお話しさせていただきました。
会場でもお話しさせていただいたのですが、このプロジェクトでの家は、実は、ボクと西松建設の方々と普通にお話をさせていただいている延長で生まれた家なんです。
ボクが「窓がたくさんある明るい家がいいな」と言えば、西松建設さんの方で強度やらコストやらを考えて設計される。という無理を聞いていただいてのものなのです。
「何とか努力する」のがプロ
実際の話、ボクは家の専門家じゃありませんから「密閉されたお風呂は嫌いなので窓を付けて」「このキッチンのシンクとコンロの位置を逆にして」というようなことを言うのは簡単なんです。素人だから。けど、いざそれを実現させようとすると、ボクたちが考えるほど簡単じゃないんですよね。
でも、それらを「出来ません」ではなく「何とかしてみます」と言って努力していただいているところがスゴイんですよね。テレビ番組でいろんな食材の調理を依頼されるボクと同じなんですよ。(笑)
食洗機を冷蔵庫に
前に、キッチンに冷蔵庫を組み込んだ、業界初の特別仕様キッチンをご紹介させていただきました。あの林スペシャルキッチンも、「ここに冷蔵庫が欲しいよね」という話から、西松建設さんをはじめミカドさんにも悩んでいただき、苦労の末に開発していただきました。
後でお話を聞くと、食器洗浄機を組み込むスペースを改良して冷蔵庫のスペースにしていただいたとのこと。なるほどね。
ウチも食器は手で洗っています
実は調査によると、食洗機って案外使われてないらしいのです。
まだまだ「食器は手で洗わないと」というご家庭が多いのでしょうか。もちろんウチも食洗機ではなく手で洗っています。
西川家のように大勢のお弟子さんやら何十人もいるような家なら別でしょうが、ウチは家内と夫婦二人ですからチャッチャっと洗ったら済みます。普通のご家庭でも、食洗機の乾燥機能は使ってらっしゃるのが多いとのことです。
もちろん、「わが家は食洗機が必需品です」とおっしゃるご家庭もおありでしょうから、それはそれです。
でも、これまでメーカーさんもユーザーの方々も気づかなかったプロの料理人のアイデアです。ボクのイチ押しのスペシャル仕様ですから、もちろんそれなりの価値はありますよ。
けどこれも言うのは簡単なんですが、実際は、住宅メーカーさんや住宅設備メーカーさん、電気メーカーさんを巻き込んでの商品開発なわけです。でも、そんな枠を乗り越えてこそです。
どんなジャンルの料理でもチャレンジするボクが考えたんですからこんなことになったのかもね。(笑)


