hayashirecipe
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 家は、リッチな気分にさせてくれる雰囲気なのがいいですね。「ちょとボク、偉なったんちゃう?」と思えるのが好きなんです。あくまでカッコ良く、品良く、センス良く。料理の盛り付けみたいなもんですね。
 これって、ある種のステータスシンボルでしょうか? そういうことを車に求める人もいれば書画骨董を集めて満足する人もいてはりますが、ボクはそれを家に求めるんです。

 けど、リッチや言うても、ゴージャスとか高価なものとかと言う意味やないんです。いろんな物がゴチャゴチャと乱雑に置いてあったり、飾りすぎてコテコテになっているのは自分の美意識が許せへんのです。例えば、洗練された空間に花が一輪差してあるとか、そんなデザイン的な感覚が家にも欲しいんです。
 そのためには、片づけやすいとか掃除がしやすい、収納がしやすいという家がいいですね。そういうのがリッチな空間を作り出す基やと思います。


 突然ですが、引っ越しました!

 結婚してから住んでいたマンションが何かと手狭になり、3LDK(100㎡強)のマンションに引っ越しました。

 築18年ですが、明るく清潔で落ちついた雰囲気に改装されているのが気に入ったのと、近くのグラウンドで野球をする子供たちの声などがして、何となく気持ちが和みます。収納も増えて家内も喜んでいます。
 今は仕事場に近いマンション住まいですが、これから家を建てるとなるとやっぱり子供たちの明るく弾む声が聞こえるような環境がいいなぁと思っています。
 スケジュールの合間を縫っての慌ただしい引っ越しでしたが、引越業者のスタッフさんらはテキパキと、アッという間に完了です。


引っ越しのプロの皆さんと姪の友里ちゃんも加わってパチリ。

 キッチンについては、前回触れさせてもらったんですけど、その前に、家全体のイメージというか、ボクが「家を建てる」とするならキッチンがどうこうより、まず「明るい」ことが大前提です。

 家でも料理でもそうですが、パッと明るく華やかやないとあきません。暗い感じでは住みたいとも食べたいとも思わんでしょ。 

 これは立地条件や向きにも関係することですけど、単に土地の問題だけやないと思います。光が効率よく入るように窓が配置されているとか、空間に広がりを感じるとか。とにかく明るくて空気が流れてると言うのかな? ピピッと感じる印象が明るくて華やかなのが大事なんですよね。

 もちろん、たくさん窓を付けすぎても家の強度とか冷暖房のエネルギーのムダとか別の問題があるんでしょうが、そのへんの細かいことはプロに任せるとして、とにかく「明るい家」というのがボクのいちばんのオーダーです。

「ボクのケーキ作品」

洋菓子の料理人としての「作品」です

この写真は1996年度の「西日本洋菓子コンクール」で最優秀賞をいただいた作品です。「桃夭(とうよう)」というタイトルの作品で、嫁ぐ女性を桃の美しさにたとえた桃夭を天女の顔に込めて描いたものです。(30cm×30cm)

 やっぱり料理人ですから、家づくりでいちばん気になるのはキッチンやなあ。ボクがいちばん期待されている点もキッチンやと思ってます。と言っても、レストランの厨房ではなくあくまで家庭用のキッチン。プロ仕様を家庭に持ち込んでも奥さん方は使い勝手が悪いでしょうし、そんな必要もありません。

 それでもボクがプロデュースするんやから、基本的に料理好きな人、ケーキ作りやパン作りを趣味にされているような人をイメージしてるけど、料理の苦手な人でもキッチンは女性にとって居心地のいい場所でないとなあ。

 好きな音楽が聴けるとか、いつでも子供の姿が目にできるとか、揚げもんをしても油汚れが広がらんとか、家庭のキッチンならではの要素も必要だと思う。

 ゴールデンウィークなので、小粋な一品をご紹介します。おかずにでも、酒の肴にでも。

<タイ(鯛)シュウマイ>(4人分)

<材料>
鯛(上身) ・・・ 200g
キクラゲ ・・・ 小2枚
ニンジン ・・・ 20g
中国パセリ ・・・ 5枝
豚背脂 ・・・ 50g
シュウマイの皮 ・・・ 12枚

<味付け調味料>
塩 ・・・ 小さじ 1/2
こしょう ・・・ 少々
酒 ・・・ 小さじ 1
砂糖 ・・・ ひとつまみ
片栗粉 ・・・ 大さじ 1

<タレ>
わさび ・・・ 適量
酢 ・・・ 適量
濃口しょうゆ ・・・ 適量
ごま油 ・・・ 少々


<作り方>
(1)鯛は 3〜4cmの長さの細切りにし、うすく塩をふる。
(2)キクラゲは戻して細切りし、ニンジンも細切りにしてさっとボイルする。
(3)中国パセリは軸ごと荒く刻む。
(4)ボウルに豚背脂と味付け調味料を入れ、粘りがでるまでよく混ぜる。
(5)(4)に(2)と(3)を混ぜ合わせ、最後に鯛の身を入れ軽く混ぜる。
(6)シュウマイの皮を広げ、(5)をのせ棒状に巻き、強火の蒸し器で 5〜6分蒸す。

 本日から、ボクの「林シェフのおいしいお家のレシピ」がスタートです。料理人が家について語るんですから、ちょっと的はずれなことや「今さら」みたいな話も出るかも知れませんが、それはそれで堪忍したって下さい。

 ボクも某テレビ番組でとんでもない料理をリクエストされるんだけど、ガチガチの料理人の発想より、素人さんの斬新なひらめきに気づかされたり、無理難題を突きつけられ「プロ魂」をくすぐられることもしばしばです。そんなことから、ボクも家の専門家では思いつかないような提案ができたらえぇなと思ってます。

 料理と家。一見何の共通点も無いようですが、どちらも同じ「もの作り」であり「夢のかたまり」です。これから、ボクの料理に対する思いやメッセージも織り交ぜながら、家づくりを考え、勉強したいと思ってます。このブログで随時に報告させてもらいますんで、よろしくお願いいたします。

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